埼玉新聞

 

大惨事…女性のスマホに「お話しが」とメール届き、詐欺被害1720万円に発展 さらに2千万円を女性が

  • 1720万円だまし取られる=川口市

 川口署は8日、川口市の自営業女性(61)が、架空料金請求詐欺で現金1720万円をだまし取られたと発表した。

 同署によると、6月3日午前11時25分ごろ、女性のスマートフォンに「ご利用料金についてお話ししたいことがございます。本日中にご連絡ください」などと書かれたショートメールが届き、記載された電話番号に連絡。電話をかけると、通信会社のファイナンスサポートセンター職員を名乗る男などから「ウイルス感染か、ハッキングの被害に遭っている可能性があります」「他の人にウイルスを感染させています」などと言われた。

 信じた女性は川口市内の金融機関にあるATMで複数回にわたり、6月3日~7月1日までの間、指定された口座に現金計1720万円を振り込んだ。

 7月8日、女性が現金を振り込むため金融機関に訪れ、2千万円の融資を頼んだところ、被害が発覚。銀行が同署にホットライン通報した。

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