<新型コロナ>53クラスター拡大、大学も新たに…埼玉1万3035人感染 11人死亡、3回接種の男女も
埼玉県などは10日、新型コロナウイルス感染者を新たに1万3035人確認したと発表した。前週同一曜日より745人減ったが、3日ぶりに1万人を上回った。感染者の内訳は、県発表が8545人、さいたま市2546人、川口市758人、川越市496人、越谷市690人。死者は11人確認された。
越谷市で過去の感染者2人の取り下げがあり、累計感染者は87万7632人(チャーター便帰国者含む)、死者は1769人(10日午後7時現在)となった。
9日夜時点の重症者は35人、感染者の入院は1737人、ホテル療養956人、自宅療養9万1832人。退院・療養終了は76万711人。
県によると70~90代の男女8人が死亡した。県管轄で詳細が判明した感染者は、未就学児~100代の男女8545人。そのうち、みなし陽性は447人。クラスター(感染者集団)関連は53件で、新たに医療機関、大学、児童施設、障害者施設、高齢者施設の計8件で5~19人が感染した。会食で感染が疑われるのは未就学児~60代男女38人。ワクチンを4回接種していた20~100代男女312人、3回接種していた10~100代の男女3148人、2回接種していた未就学児~100代の1501人が感染した。
さいたま市によると、80代男性が4日、100代女性が5日に市内医療機関で死亡した。いずれもワクチン3回接種済みで、基礎疾患があった。感染が判明したのは10歳未満~90代の男女2546人。市内の介護老人保健施設で、60~100代の入所者67人、職員6人の計73人の感染が判明し、クラスターと認定した。67人のうち36人が4回目、20人が3回目ワクチンを接種済みだった。
川口市によると、新規感染者は10歳未満~90代の男女758人。
川越市によると、10歳未満~90代の男女496人が感染。うち46人は、みなし陽性者。また、80代の男性1人が死亡した。
越谷市によると、感染が判明したのは、10歳未満~90代以上の男女690人。みなし陽性者は25人。市内高齢者施設で入所者18人職員7人計25人の感染が判明した。