鴻巣署は9日、北本市の会社役員男性(61)が仮想通貨詐欺に遭って現金1569万3706円をだまし取られたと発表した。
同署によると、1月28日ごろから約1カ月間にわたり、投資会社を名乗る男から仮想通貨の投資を勧められ、「利益を現金化して引き出すには手数料が必要」「あなたの口座がマネーロンダリングの容疑で凍結されている。解除には現金が必要」などと伝えられた。信じた男性は1月28日から2月20日までの間、8回にわたり指定された口座に現金計1569万3706円を振り込んだ。その後、不審に思って2月20日、110番した。