埼玉県などは11日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1万3432人確認したと発表した。感染者数が1万人を上回るのは昨日から2日連続。県によると60～90代の男女9人が死亡した。感染者の内訳は県発表が8627人、さいたま市2224人、川口市が1305人、川越市599人、越谷市677人。

　これまでに確認された感染者は89万1064人（チャーター便帰国含む）、死者は1778人（11日午後7時現在）。

　10日夜時点の重症者は39人、感染者の入院は1689人、ホテル療養994人、自宅療養8万6734人。退院・療養終了は77万2998人。

　県管轄で詳細が判明した感染者は未就学児～100歳以上の男女8627人。うち、みなし陽性は354人。クラスター（感染者集団）関連では、これまでに感染が確認されていた38施設で今日新たに合計158人、加えて新たに高齢者施設6施設と医療機関2施設で計55人が感染した。会食で感染が疑われるのは未就学児～70代の男女46人。ワクチンを4回接種していた20～90代の男女373人、3回接種していた10代～100歳以上の男女3205人、2回接種していた未就学児～90代の男女1565人が感染した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～100代の男女2224人。このうち32人が中等症。また、クラスターが発生していた市内の介護老人保健施設で新たに職員2人の感染が判明し、同施設の感染者は計75人となった。

　川口市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女1305人。

　川越市は11日、未就学児を含む10歳未満～100歳以上の男女計599人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。過去最多を更新、そのうち36人は、みなし陽性者。

　越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代以上の男女677人。