埼玉新聞

 

瀬戸際の地域医療 優先すべき方策は「インフラ整備」か「広域病院建設」か 秩父市長選の争点【上】

  • 建て替え計画が進められている市立病院=4日、秩父市桜木町

    建て替え計画が進められている市立病院=4日、秩父市桜木町

  • 建て替え計画が進められている市立病院=4日、秩父市桜木町

 任期満了に伴う秩父市長選は13日に告示される。立候補を表明しているのは、再選を目指す現職の北堀篤氏(74)と、市議で新人の清野和彦氏(41)で、現新一騎打ちの公算が大きい。山間地域を中心に少子高齢化が進み、さまざまな地域課題が山積する中、両氏は「地域医療体制の確保」を喫緊の課題に挙げている。市民の安心・安全な医療提供を実践するため、優先すべき方策は「インフラ整備」か「広域病院建設」か。選挙戦はそれぞれの主張に注目が集まる。

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