埼玉新聞

 

なつやすみロケット計画! 演劇やワークショップ開催 気象観測用ロケットの実機も 入間市博物館が企画展

  • 企画展「なつやすみロケット計画inアリット」=入間市博物館

 ロケットの機能や役割を紹介した企画展「なつやすみロケット計画inアリット」が、埼玉県入間市二本木の市博物館で開かれている。国内のロケットを中心に実機や模型が並ぶほか、子どもたちの絵を用いたロケット型の立体モニュメントも置かれている。

 会場には気象庁が1960年代から2001年にかけて、岩手県で打ち上げてきた気象観測用ロケット「MT―135P」の実機を展示。模型はペンシルロケットのレプリカを含め計8体で、人工衛星の打ち上げに用いるイプシロン(15分の1)やH2Aロケット(20分の1)などがある。ロケットブースターを輸送する際に用いる技術も解説している。

 「みんなの夢ロケット」と題した立体モニュメントは、「宇宙飛行士になったらどんな格好をしているか」などのテーマで、6月下旬から7月31日にかけて官製はがきサイズの絵を募集。1~14歳から寄せられた計116点を、高さ約3メートルの造形物の表面に張って展示した。

 21日まで。期間中は人工衛星から撮影した入間の変遷を探すワークショップなども行われる。

 問い合わせは、市博物館(電話04・2934・7711)へ。

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