埼玉県などは15日、新型コロナウイルスの感染者を新たに7128人確認したと発表した。感染者数が1万人を下回ったのは8月13日から3日連続。感染者の内訳は県発表が5186人、さいたま市537人、川口市が543人、川越市501人、越谷市361人。死者は12人確認された。

　これまでに確認された感染者は92万5157人（チャーター便帰国含む）、死者は1827人（15日午後7時現在）。

　14日夜時点の重症者は38人、感染者の入院は1707人、ホテル療養942人、自宅療養6万8638人。退院・療養終了は83万4985人。

　県によると40～90代の男女11人が死亡した。県管轄で詳細が判明した感染者は未就学児～100歳以上の男女5186人、みなし陽性者は202人。クラスター（感染者集団）関連では、これまでに感染が確認されていた医療機関などの計37件で1～16人が感染した。加えて新たに高齢者施設4件で5～10人が感染した。会食で感染が疑われるのは10～60代の男女16人。ワクチンを4回接種していた20代～100歳以上の男女254人、3回接種していた10代～100歳以上の男女2033人、2回接種していた未就学児～90代の男女954人が感染した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女537人。このうち10人が中等症。

　川口市によると、70代の男性が2日に死亡した。新規感染者は10歳未満～100歳以上の男女543人。

　川越市によると、未就学児を含む10歳未満～90代の男女501人の感染を確認した。みなし陽性者は15人。市内の介護老人保健施設で7月29日から8月11日にかけて、50～90代の入所者33人（男性13人、女性20人）と、20～70代の職員8人（男性1人、女性7人）の計41人の陽性が判明し、同14日にクラスターと認定された。

　越谷市によると、感染が判明したのは、10歳未満～80代の男女361人。みなし陽性者は11人。