埼玉新聞

 

路線バス運行100年、飯能を支えた歴史 昔は馬車、現在は最長27キロ1時間のコースも 写真で振り返る

  • 飯能市の市街地と名栗地域を結ぶ路線バス=飯能市原市場

  • 飯能の市街地と名栗地域を結ぶ乗り合いバスの歴史を紹介した「名栗バス路線展」=飯能市栄町

 飯能市の市街地と山間部の名栗地域を往復する路線バスが、1922年の運行開始から今年で100年を迎えた。路線沿いは明治や大正の時代に林業で活況を呈したが、近年は少子高齢化などに伴い利用者が減少。市が事業者に補助を出し、維持に当たっている。市は路線バスを「なくてはならない地域の財産」と位置付け、市内で「バス路線展」を開いている。

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