埼玉県などは18日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1万1187人確認したと発表した。感染者数が1万人を上回ったのは12日以来、6日ぶり。感染者の内訳は県発表が7070人、さいたま市2112人、川口市が879人、川越市524人、越谷市602人。死者は12人確認された。

　これまでに確認された感染者は95万2274人（チャーター便帰国含む）、死者は1864人（18日午後7時現在）。

　17日夜時点の重症者は38人、感染者の入院は1574人、ホテル療養885人、自宅療養6万2081人。退院・療養終了は86万4324人。

　県によると60～90代の男女12人が死亡した。県管轄で詳細が判明した感染者は未就学児～100歳以上の男女7070人。うち、みなし陽性は232人。クラスター（感染者集団）関連では、これまでに感染が確認されていた高齢者施設などの計37件で1～7人が感染した。加えて新たに医療機関など計10件で5～11人が感染した。会食で感染が疑われるのは未就学児～70代の男女40人。ワクチンを4回接種していた20～90代の男女371人、3回接種していた10代～100歳以上の男女2800人、2回接種していた未就学児～90代の男女1303人が感染した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～100歳代の男女2112人。10歳未満2人を含む100歳代までの28人が中等症。

　川口市によると、新規感染は10歳未満～100歳以上の男女879人。

　川越市によると、未就学児～90代の男女524人が感染した。

　越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代以上の男女602人。みなし陽性者は16人。市内医療機関で患者と職員計40人の感染が分かり、クラスターと認定した。