埼玉県などは21日、新型コロナウイルス感染者を新たに1万1449人確認したと発表した。3日連続で前週同一曜日を上回り、4日連続で1万人を越えた。感染者の内訳は、県発表が7909人、さいたま市1603人、川口市785人、川越市535人、越谷市617人。死者は16人確認された。

　累計感染者は98万6545人（チャーター便帰国者含む）、死者は1914人（10日午後7時現在）。

　20日夜時点の重症者は38人、感染者の入院は1581人、ホテル療養889人、自宅療養6万5335人。退院・療養終了は89万3484人。

　県によると70～90代の男女15人が死亡した。県管轄で詳細が判明した感染者は、未就学児～100代の男女7909人。そのうち、みなし陽性者は332人。クラスター（感染者集団）関連は54件で、新たに医療機関、国立機関、障害者施設、高齢者施設の計10件で5～10人が感染した。会食で感染が疑われるのは未就学児～70代の男女97人。ワクチンを4回接種していた20～100代の男女438人、3回接種していた10～100代の男女2788人、2回接種していた未就学児～100代の男女1411人が感染した。

　さいたま市によると、新たに感染が判明したのは10歳未満～90歳以上の男女1603人。みなし陽性者は80人。クラスターが発生している市内介護老人福祉施設で入所者4人が新たに感染し、感染者は計73人になった。

　川口市によると、80代男性が19日に死亡した。新たに感染が判明したのは10歳未満～90代の男女785人。みなし陽性者は64人。

　川越市によると、新たに感染が判明したのは、未就学児童～90代の男女535人。みなし陽性者は72人。越谷市によると、新たに感染が判明したのは10歳未満～90代の男女617人。みなし陽性者は26人。