埼玉県などは29日、新型コロナウイルス感染者を新たに5419人確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表が4155人、さいたま市348人、川口市475人、川越市197人、越谷市244人。死者は19人確認された。

　さいたま市で過去の感染者1人の取り下げがあり、累計感染者は105万1532人（チャーター便帰国者含む）、死者は2061人（29日午後7時現在）となった。

　28日夜時点の重症者は29人、感染者の入院は1374人、ホテル療養962人、自宅療養6万2212人。退院・療養終了は97万1517人。

　県によると、70～90代の男女14人が死亡した。県管轄で詳細が判明した感染者は、未就学児～100代の男女4155人。みなし陽性者は142人。クラスター（感染者集団）関連は30件で、新たに高齢者施設2施設で入所者各10人感染した。会食で感染したとみられるのは未就学児～60代の男女24人。ワクチンを4回接種していたのは20～90代の男女297人、3回接種は10～90代の男女1382人、2回接種は未就学児～90代の男女684人だった。

　さいたま市によると、90代の男性2人が、22～23日に死亡した。新たに感染が判明したのは10歳未満～90代の男女348人。また市は同日、27日に発表した1人の発生届を取り下げた。

　川口市によると、24、25日に90代の女性2人が死亡した。新規感染者は10歳未満～100歳以上の男女475人。

　川越市によると、90代男性が20日に死亡した。未就学児を含む10歳未満～90代の男女197人の感染が確認され、みなし陽性者は2人。

　越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女244人。