埼玉新聞

 

オープンしたジェラート専門店「じぇらてり屋」人気 埼玉・飯能で古民家カフェが運営 新作も続々登場

  • 「素材本来の豊かな風味を楽しんで」と話す同店スタッフ

 飯能市上名栗の名栗川沿いにある古民家を活用したカフェ「古民家ひらぬま」が、果物など旬の素材をぜいたくに使ったジェラート専門店「じぇらてり屋」を新たにオープン。近隣のキャンプ場や川遊びなどで訪れた観光客らに人気を呼んでいる。

 できるだけ地場産の素材を使い、栄養にも富んだ「からだが喜ぶ」ジェラートが同店のコンセプト。一般的なアイスクリームに比べて乳脂肪分が少なく、素材本来の味が楽しめる。定番のフレッシュミルク、レアチーズ、生チョコレートなど8種類のフレーバーを常時提供し、名栗焙煎カフェラテ、名栗産ルバーブヨーグルトなどの新作も続々と登場している。

 店舗の古民家が建てられたのは明治20年代後半と言われ、今年で築120年余り。同市の重要景観建造物にも指定され、同店の川口泰斗さんは「増改築がほとんど行われず建築当時のまま残っているので、周囲の自然と調和した空間でゆったりとした時間を楽しんでほしい」と話している。

 営業時間は午前10時半~午後5時(ラストオーダー同4時半)、火・水曜定休。

 問い合わせは、古民家ひらぬま(電話042・978・6998)へ。

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