生活保護を不正受給…男逮捕、収入ないはずがホテル勤務で収入80万円超 65万円超を詐取、市役所気付く
2022/09/06/00:00
生活保護費を不正に受給したとして、川口署は5日、詐欺の疑いで、川口市前川3丁目、無職の男(58)を逮捕した。
逮捕容疑は、川口市社会福祉事務所職員に就労収入があるのに、ない旨を記載した収入報告書を提出し、2020年8月5日から21年3月5日の間、8回にわたり、生活保護費の差額計65万2566円をだまし取った疑い。
同署によると、男は同期間中にホテルのアルバイト従業員として約83万円の収入を得ていたという。昨年11月4日に川口市役所から生活保護費の不正受給についての相談があり発覚。市への聞き取りなどの捜査の結果、容疑を固めた。男は「間違いない」と容疑を認めているという。同署は生活費に充てていたとみて、調べている。