埼玉県などは6日、新型コロナウイルスの感染者を新たに3471人確認したと発表した。感染者の内訳は県発表が1647人、さいたま市1338人、川口市が221人、川越市110人、越谷市155人。死者は18人確認された。

　越谷市で過去の感染者3人の取り下げがあり、これまでに確認された感染者は109万7112人（チャーター便帰国含む）、死者は2198人（6日午後7時現在）。

　5日夜時点の重症者は28人、感染者の入院は1203人、ホテル療養718人、自宅療養4万5926人。退院・療養終了は103万9551人。

　県によると50～100歳代の男女11人が死亡した。県管轄で詳細が判明した感染者は未就学児～90代の男女1647人。みなし陽性者は57人。クラスター（感染者集団）関連では、これまでに感染が確認されていた医療機関などの計5件で1～2人が感染した。加えて新たに児童施設など計2件で各5人が感染した。会食で感染が疑われるのは未就学児～30代の男女10人。ワクチンを4回接種していた20～90代の男女85人、3回接種していた10～90代の男女492人、2回接種していた未就学児～80代の男女256人が感染した。

　県教育局によると、県立学校17校で児童生徒58人が感染し、学年閉鎖1件と学級閉鎖を22件実施した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女1338人。

　川口市によると、7月30日、8月24日、今月1日に、療養中だった60代の男性計3人が死亡した。新規感染は10歳未満～80代の男女221人。60代の男性市議が発熱などの症状があり5日の検査で感染が確認された。軽症で自宅で療養するという。

　川越市によると、80代女性2人が1日に死亡した。新規感染者は未就学児～90代の男女110人。みなし陽性者は1人。

　越谷市によると、80代の男女2人が死亡した。感染が判明したのは10歳未満～90代の男女155人。みなし陽性者は7人。