埼玉新聞

 

廃業せずに済んだ飲食店、鍵はIH調理 アドバイスしたのは「さいたま商議所」、活用できる国の補助金が

  • 国の補助金で設置されたIH調理台の前に立つ店主の坪内清さん(右)と妻の直美さん

 さいたま商工会議所(池田一義会頭)は、高齢化に伴い事業の継続が困難になっている事業者などに対し、国の補助金活用のアドバイスを行っている。埼玉県さいたま市南区の飲食店「愛知家」から、業務継続の課題になっている厨房の清掃負担軽減などの相談を受けた同会議所は、補助金の活用でIHクッキングヒーターの設置を提案。支援を受けた同店は廃業を避けて営業を続けている。同会議所は「今後も事業主の悩みや実情に沿った支援をしていきたい」と話している。

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