<新型コロナ>依然続く2桁人数…埼玉で12人の死亡確認、5303人感染 県立13校で学級閉鎖19件
埼玉県などは9日、新型コロナウイルス感染者を新たに5303人、死者は12人確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表が3453人、さいたま市949人、川口市468人、川越市166人、越谷市267人。
これまでに確認された感染者は111万5161人(チャーター便帰国者含む)、死者は2245人(9日午後7時現在)。
8日夜時点の重症者は25人、感染者の入院は1080人、ホテル療養684人、自宅療養4万416人。退院・療養終了は105万9335人。
県管轄では60~90代の男女9人が死亡した。詳細が判明したのは、未就学児~90代の男女3453人。うちみなし陽性は107人。クラスター(感染者集団)関連は15件で、新たに高齢者施設で入所者13人が感染した。会食で感染したとみられるのは未就学児~50代の男女20人。ワクチンを4回接種していたのは20~90代の男女270人、3回接種は10~90代の男女1106人、2回接種は未就学児~90代の男女619人だった。
県教育局によると、県立学校13校で児童生徒31人が感染し、学級閉鎖を19件実施した。
さいたま市によると、80代女性が1日に死亡した。遺族の了承が得られていないとして、死亡した場所や基礎疾患の有無などはいずれも非公表。感染が判明したのは10歳未満~90代の男女949人。
川口市によると、8月13日に70代の、今月6日に90代の、いずれも療養中の女性2人が死亡した。新規感染は10歳未満~90代までの男女468人。
川越市によると、未就学児を含む10歳未満~90代の男女166人の感染を確認した。うちみなし陽性者は5人。
越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代以上の男女267人。市内高齢者施設でクラスターが確認され、施設入所者と職員計37人の感染が分かった。