今年一番の寒さとなった10日、東京都や千葉県などに先駆けて県内の私立中学入試が解禁され、小学6年生が各学校へ受験に臨んだ。杉戸町の昌平中学校でも同日に試験を実施。早朝から学習塾関係者らが受験生の激励に訪れ、「大丈夫」「いつも通り」など手を取りエールを送っていた。
同校によると、近年はグローバル化が進む中で、英語でのコミュニケーション能力を高められる学習環境が求められる傾向があるという。同校の城川雅士校長は「教育も入試も多様化している。社会の急速な変化に対応できるような環境づくりに努めたい」と準備を進めていた。