埼玉県などは16日、新型コロナウイルスの感染者を新たに4783人確認したと発表した。感染者数が5千人を下回ったのは13日以来、3日ぶり。感染者の内訳は県発表が3189人、さいたま市724人、川口市が439人、川越市185人、越谷市246人。県全体で6人が死亡した。

　これまでに確認された感染者は114万7917人（チャーター便帰国含む）、死者は2320人（16日午後7時現在）。

　15日夜時点の重症者は21人、感染者の入院は862人、ホテル療養322人、自宅療養2万1401人。退院・療養終了は111万2329人。

　県によると60～90代の男女4人が死亡した。県管轄で詳細が判明した感染者は未就学児～100歳以上の男女3189人、うちみなし陽性は135人。クラスター（感染者集団）関連では、これまでに感染が確認されていた高齢者施設などの計15件で1～3人が感染した。加えて新たに医療機関など計2件で5、13人が感染した。会食で感染が疑われるのは10歳未満～70代の男女25人。ワクチンを4回接種していた10～90代の男女211人、3回接種していた10～90代の男女1050人、2回接種していた未就学児～90代の男女655人が感染した。

　県教育局によると、県立学校10校で児童生徒28人が感染し、学年閉鎖1件と学級閉鎖を11件実施した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女724人。

　川口市によると、新規感染は10歳未満～90代までの男女439人。

　川越市によると、未就学児を含む10歳未満～90代の男女185人の感染を確認した。うちみなし陽性者は9人。

　越谷市によると、80代男性2人が8月26、29日に死亡した。新たに感染が判明したのは10歳未満～90代以上の男女246人。うちみなし陽性者は10人。同市は、9日に陽性と発表した1人を取り下げた。また、市職員6人が新たに感染したと発表した。