埼玉新聞

 

3年前にも土砂崩れ…台風、大雪を懸念「冬までに県道復旧を」 秩父・中津川 生活道路残るも危険多く

  • 中津川の住民に防犯講話を行う、秩父署の鈴木勇気巡査長(中央)=16日午後1時ごろ、秩父市中津川の中津川集会所

 土砂崩れで県道が寸断された埼玉県秩父市中津川地区の住民が16日、地元の集会所に集まり、土砂崩れ発生時の状況などを語り合った。15日に停電が解消されたものの、県道復旧の見通しは立っていない。住民らは「地域で団結しながら、今の状況を乗り越えていきたい」と笑顔を見せる一方、地区内外を結ぶ唯一の生活道路となっている金山志賀坂線が台風や大雪で通行不能になる事態を懸念し、「冬までに県道が通れるようにしてほしい」と訴えた。

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