技術者の卵が集結!鉄橋模型の出来栄え競う「ブリコン」 ものつくり大勢「美観部門」で優勝、準優勝
2022/09/19/00:00
鉄橋模型の設計や製作を競う「第13回Japan Steel Bridge Competition 2022」(以下ブリコン)が、行田市のものつくり大学で3年ぶりに会場形式で行われ全国の大学・高専から17校20チーム総勢160人の学生が集い腕を競った。
ブリコンは国内の土木構造、特に鋼構造研究に携わる学識経験者の有志が立ち上げた大会で、鉄橋模型に対して計画・設計・製作・架設の全ての工程を通じ全国の大学生と高専生の間で競い合う。
ものつくり大学からは技能工芸学部建設学科・大垣研究室のAチーム(4年生)が美観部門で優勝、同Bチーム(3年生)が同部門で準優勝と好成績を収めた。特に橋梁模型は、鋼材の加工のこだわりや、その仕上がりの美しさが高く評価された。
優勝したAチーム所属の後藤七海さんは「鋼材からはみ出た部材を削り、きれいに仕上げる努力をした。塗装にもこだわり10回ほど塗り重ねた。大会までに準備が間に合い、完成させることができ本当に良かった」と優勝の喜びをかみしめた。