セクハラ認定の川越市議、女性職員に謝罪 別のセクハラ認定元市議との宴席に参加 別の市議2人は昨年謝罪
2019/05/29/00:00
川越市の女性職員が元市議からセクハラを受けたと訴えている問題で、宴席に同席し市議会の第三者委員会にパワハラやセクハラに該当すると判断されていた市議(58)は28日、文書で女性の代理人弁護士を通じて女性に謝罪したことを明らかにした。
第三者委は昨年11月29日、女性側が指摘した19件中、5件のパワハラやセクハラがあったと認定。同市議は4件が認定された同年5月14日の元市議宅での宴席に参加していた。
同市議は「(第三者委の)調査報告書の内容を受け入れるとともに、12月議会での問責決議を真摯(しんし)に受け止め、女性職員に謝罪の申し出を行ってきた」とし、今月20日付で「不快な思いをさせてしまったことをおわびします」との趣旨の謝罪文を、代理人弁護士を通じて女性に提出したとしている。
同市議は「文書による提出の依頼があり、受理していただいた。今後はハラスメントのない職場環境づくりに取り組んでいきたい」としている。宴会に同席した別の市議2人は昨年12月6日、謝罪会見した。