県警少年捜査課と武南署の合同捜査班は28日、窃盗の疑いで草加市居住で高校生の少年（17）を逮捕した。

　逮捕容疑は川口市内居住の男子中学生（13）と共謀の上、7月13日午後4時46分ごろ、川口市東本郷の路上で自転車で通行中の川口市内居住の女子高生（17）の後方からバイクで近づき、追い抜きざまに自転車の前籠からトートバッグ（計約2万6100円相当）をひったくった疑い。少年は容疑を認めているという。

　同課によると、被害品は現場から100メートルほど離れた路上で発見された。付近の防犯カメラなどの精査から少年の犯行が浮上した。同日には類似の窃盗未遂も発生しており、関連を調べている。

　また、犯行で使用したバイクは現場から500メートル離れた同市内の路上に放置されており、調査などから犯行前に草加市内で発生していたオートバイ盗の被害品であることが分かったことから、少年らが窃盗に関与している可能性が高いとみて捜査している。