さいたま市岩槻区で「のちの ひなまつり」が開催され、人間総合科学大学岩槻キャンパス会場では10日まで、大階段に約350体のひな人形が飾られている。
江戸時代から重陽の節句にひな人形を虫干しする風習があり、「後のひなまつり」と呼ばれる。同大学では長寿を願う健康イベントとして、ひな人形の展示のほか、健康チェックや体力測定のコーナーも設けた。
昔のひな人形の展示、時の鐘模型の組み立て実演、革細工の体験、音楽フェス、キッチンカーもあり盛りだくさん。
同区の50代女性は「いろいろなひな人形が見られ良かった。特に段飾りは見事」と話していた。