さいたま市浦和区の飲食店などが出店する「浦和LOOPナイトマルシェ」が12日、さいたま市役所本庁舎東側広場で、3年ぶりに開催された。感染防止対策を徹底して飲食店が出店し、広場の段床をライブ席にして、地元ミュージシャンのライブも行われた。

　浦和のまちを面白くしようと、保育園のパパ友4人が立ち上げた一般社団法人「うらわClip」が主催。市職員も一市民として参加してほしいと、ノー残業デーの水曜日に開催した。代表理事の会社員三ツ口拓也さん（41）は「日常の暮らしの中に、楽しい場所があることを知ってほしい」と企画の意図を話した。

　イタリア家庭料理店、タイ料理店など個人店10店舗が出店。夏場に水の流れる段床はライブ席に様変わりした。長女（3）と長男（0）を連れて訪れた浦和区の女性会社員は「娘は踊っていました。地元で楽しめるので、ぜひぜひ今後も開催してほしい」と話していた。