埼玉新聞

 

きょう3年ぶり川越まつり…旅立った仲間へ、先祖へ感謝のおはやし 仲町の松本家、3世代で臨む初のまつり

  • 3年ぶりの川越まつりに3世代で参加する(左から)松本公夫さん、孫の一真さんと逢生君、長男の勇一さん=14日、川越市仲町

 新型コロナウイルス感染拡大で、昨年と一昨年は中止となった川越まつりが15、16の両日、3年ぶりに川越市内で開かれる。江戸の天下祭の様式を今に伝える祭礼は、ユネスコ無形文化遺産と国指定重要無形民俗文化財でもある一大行事。川越っ子にとっては、アイデンティティーの源だ。「羅陵王の山車」(県指定有形民俗文化財)を持つ仲町で、祖父と子、孫の3世代が参加する松本家の人々も心待ちにする。

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