深谷市は、トライアル・サウンディングでJR深谷駅にある市施設「市民サービスセンターギャラリー2」を暫定利用する民間事業者を募集する。

　トライアル・サウンディングは、市が保有する公共施設などの利用を希望する民間事業者を募集し、一定期間無料で暫定利用をしてもらう官民対話手法の一つ。利用が低迷している公共施設の集客性や採算性、使い勝手のニーズ、課題を把握し、同市では今後の活用につなげていく。トライアル・サウンディングを実施するのは県内初という。

　同ギャラリー2は同駅直結の施設で2階にある。面積は123・56平方メートル。高さは3・5メートル。使用料は無料だが、電気料は事業者負担になる。利活用方法は原則自由で、売上に対し、市への手数料支払いもない。原則1事業者1カ月以内で、提案事業の内容によって延伸や短縮も可。募集期間は11月1日から12月26日まで。実施期間は来年4月3日から9月29日までになる。

　問い合わせは、同市都市計画課（電話048・574・6654）へ。