男児急病で搬送中、救急車が事故…家族も同乗 国道17号バイパス、赤信号の交差点 相手の車の男性けが
2022/10/18/00:00
さいたま市は17日、傷病者を搬送中の救急車と男性(25)の軽乗用車の関係する交通事故が発生し、男性が腰部打撲のけがを負ったと発表した。代替の救急車を用意するなどして、市内医療機関への到着に約17分遅延が発生したとしている。急病で救急搬送中の男児(5)と家族、救急隊員3人にけがはなかった。
見沼消防署管理指導課によると、16日午後9時50分過ぎ、同市中央区桜丘2丁目の交差点で、男性消防副士長(33)が運転する同署春野出張所の救急車が、赤信号で左右を確認しながら交差点に入り、国道17号バイパス下り線を直進してきた車が救急車の左側面に接触した。男児は搬送先で治療を受け帰宅したという。
内田雅志見沼消防署長は「深くおわびします。交通事故の再発防止に努めます」とのコメントを出した。