音楽も食も楽しんで…秋の飯能で「バスキング」 15日は18組が出演 今週末は「路地グルメ」も同時開催
2022/10/19/00:00
路上の音楽パフォーマンス「バスキング」を楽しむ催し「はんのうバスキングミュージック」が15日から、飯能市宮沢のムーミンバレーパークなどで開かれている。アーティスト18組が参加しジャズやポップス、吹奏楽などを披露。各会場には「投げ銭箱」が用意され、演奏を聴いた人たちがお金代わりのチケットを投げ入れることができる趣向だ。
バスキングは、ほかに発酵食品のテーマパーク「OH!!!」(同市飯能)や西武池袋線飯能駅南口などを会場に行われている。アーティストは1組当たり15~30分間の枠で演奏する。
同市仲町の商店街内にある小町公園では15日、県内63市町村のご当地ソングを完成させたシンガー・ソングライターTAONさんらが駆け付けた。
TAONさんはキーボードを弾きながら「サザンオールスターズ」や「ドリームズ・カム・トゥルー」などのカバー曲、飯能のご当地ソングなどを歌った。秋空の下に響く伸びやかな歌声に通行人らも足を止め、耳を傾けていた。
公園で演奏した経験は初めてというTAONさんは「飯能は緑と水があふれる場所。青空にも癒やされた」と笑顔を見せた。
バスキングは22、23両日にも予定され、同じ日程で市内の路地グルメを巡るイベントも開かれる。路地グルメは2700円分のチケットが2千円で販売され、市内の飲食店など38店舗で使うことができる。アーティストらへの「投げ銭」として200円分のチケットが付いている。
バスキングや路地グルメを主催する飯能商工会議所は「音楽を含めた街のにぎわい創出のきっかけにしたい」と話している。
問い合わせは、同商議所内の事務局(電話042・974・3111)へ。