埼玉新聞

 

母が大惨事、息子を救うための4170万円が犯人の手に…偶然発覚 母宅へ10回も出入りしていた詐欺師

  • 手渡し詐欺、現金4170万円被害=三郷市

 吉川署は24日、三郷市の無職女性(74)が手渡し詐欺で現金4170万円をだまし取られたと発表した。

 同署によると、4日午前9時ごろから数回、女性方に長男などを名乗る男から「書類や携帯、財布が盗まれた」「書類に挟まっていた小切手を補填(ほてん)しなければならない」などと電話があった。信じた女性は同日正午ごろから15日午後4時ごろまでの間、自宅で10回にわたって長男の会社の上司の弟やいとこを装う男に現金計4170万円を手渡した。その後、孫から偶然電話があり、長男に確認して、だまされたことに気付いた。

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