駅前通りにオープン!“旅館&レストラン”の小川宿「鴻倫」誕生 老舗旅館リノベ、太い柱や梁に感じる歴史
2022/10/27/00:00
小川町大塚の駅前通りに26日、旅館とレストランが一つになった小川宿「鴻倫」がオープンした。
同所には、数年前まで老舗旅館の「新井屋旅館」があった。2014年、後継者が不在で廃業。今回、これまで小川町駅前でギャラリーレストラン「エシカル」を経営していた鈴木鴻淑さんが約3年かけて、古旅館の建物をリノベーション、再建した。
鈴木さんによるとレストランを運営する中で、来店客から「駅前に泊まる場所があるといいね」という声を耳にしたのが切っ掛け。旧旅館は1926年の開業とされる。太い柱や梁(はり)などの古材はそのまま生かした。1階がレストラン「エシカル」と交流スペース、2階が宿泊スペースで、7室(最大収容人数21人)。レストランの営業は午前7時~同0時で、昼間は定食など、夜は韓国料理が中心。宿泊は素泊まり朝食付き。
鈴木さんは「昔の宿の雰囲気を残し、レストランも併設した。ここが皆さんの交流の場となり、町のにぎわい、活性化に少しでもつながれば、うれしいです」と話した。
問い合わせは、小川宿「鴻倫」(電話0493・72・4455)。