埼玉新聞

 

埼玉ブーム再来の予感、来年公開の「翔んで埼玉2」再びGACKTさんら 陸王、のぼう“埼玉映画”が増

  • 「埼玉の皆様 続編作ってゴメンなさい。」のキャッチコピーが印象的な映画「翔んで埼玉2(仮題)」の告知ビジュアル(C)2022映画「翔んで埼玉」製作委員会

 埼玉を舞台にした漫画・小説が近年、映像化されることが増えてきた。その代表作のひとつが映画「翔んで埼玉」(2019年公開)だ。

 同作は、魔夜峰央氏が1982年に発表した漫画「翔んで埼玉」が原作。「埼玉県民にはそこら辺の草でも食わせておけ!」「埼玉なんて言っているだけで口が埼玉になるわ!」といった強烈なせりふなど、埼玉を徹底的にディスる(けなす)内容が大きな話題となった。

 来年には続編となる映画「翔んで埼玉PartII(仮題)」の劇場公開が決定。主演はGACKTさん、二階堂ふみさん、監督は武内英樹氏が続投が発表され、前作に引き続き「埼玉ブーム」が巻き起こることが期待される。

 歴史関連の映像作品といえば、行田市は外せない。池井戸潤氏の小説が原作のTBSドラマ「陸王」(2017年放送)は、老舗足袋業者が会社の存続をかけて足袋型ランニングシューズの開発に挑む物語。和田竜氏原作の歴史小説を映画化した「のぼうの城」(2012年公開)などが挙げられる。

 「埼玉が舞台」というだけで、思わず親近感がわいてしまうのが、埼玉県民の良いところ。今後も埼玉関連の作品があれば、ぜひチェックしてみよう。

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