埼玉新聞

 

なんと雲海、川を包む 幻想的な風景、照らす朝日 埼玉・鴻巣の橋付近 湯気のような「蒸気霧」なぜ発生

  • 川霧が朝日に照らされ、幻想的な風景を演出した=6日午前7時ごろ、鴻巣市荒川の大芦橋付近

 高気圧に覆われて、放射冷却により冷え込みが強まった6日の朝、鴻巣市荒川の大芦橋付近で幻想的な川霧が出現した。河川敷まで包み込んだ霧が、朝日に照らされて、まるで雲海のような幻想的な風景となった。

 温かい水面上に冷たい空気が流れ込むと、水面からの水蒸気が冷やされ、湯気がたつように見える「蒸気霧」となる。蒸気霧は、広範囲に渡って発生しやすいのが特徴という。川の上だけでなく、河川敷一体を包み込むように、美しい光景が広がった。

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