埼玉新聞

 

丸広川越店、お歳暮商戦でギフトセンター開始 限定コラボ品も 近年売り上げ減でも今年ニーズ高い商品とは

  • 出陣式で売り上げ目標の達成を誓う社員と関係者=9日、川越市新富町の丸広百貨店川越店

 年末商戦の本格化を見据え、川越市新富町の丸広百貨店川越店は9日、お歳暮ギフトセンターを設置。開店時間に先立ち、社員や関係者らが出席して出陣式が開催された。

 丸広は3日に先行して始まった上尾店を除く県内7カ所で、この日からギフトセンターを開くなどした。12月21日まで(入間店、上尾店は同19日終了)、約1340品目を取り扱う。店頭と外商、ウェブ販売を合わせ、前年比103・3%の9億4600万円の売り上げを目指す。

 川越店が本店の丸広は、川越市制施行100周年を記念して、今夏のお中元シーズンに続き市ゆかりの酒蔵や老舗などとコラボレーションした限定品を用意。物価高騰の影響で、近年は売り上げが減少傾向だった食用油や洗剤などの日用品に対するニーズも高まるとみている。

 川越店ギフト担当バイヤーの川平真輝さん(37)は、「コロナ下での行動制限が緩和され、年末のあいさつ回り再開に伴う需要が見込めそう。自分へのご褒美としても使い、限定品を通して地元の良さを知っていただければ」と話した。

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