県は14日までに、10月30日と11月2日に飯能市の飲食店「鶏料理 在」で食事をした4人が下痢、腹痛を訴え、2人の便からカンピロバクターが検出されたと発表した。同店に13~15日、営業停止を命じた。
県食品安全課によると、店の利用者から8日、狭山保健所に通報があった。患者らは10月30日に5人、11月2日に4人のグループで訪れ、レバー、はつ、ぼんじり、砂肝、ねぎまの串焼きや鶏ももの炭火焼き、ポテトフライなどを食べた。その後の保健所などの調査で、加熱不十分な鶏肉が含まれていることが分かった。同店は8日から営業自粛しているという。