第11回世界キャラクターさみっとin羽生が19日、羽生市川崎のイオンモール羽生で開幕。3年ぶりに開催の国内最大級のキャラクターイベントで、33都道府県とベルギー、ハワイ、香港の3地域から147体が参加した。20日まで。

　これまでの会場、羽生水郷公園（同市三田ケ谷）から変わったイオンモール羽生は同市のイメージキャラクター・ムジナもんの誕生日会会場としておなじみ。オープニングは同市のご当地アイドル「ムジナキッズ」のステージ。来場者は、さみっとのテーマソング「Hello！！Hanyu☆Hanyu」の歌や踊りで盛り上がった。

　河田晃明市長は「キャラを通して、それぞれの地域が元気になり、発展していただきたい」。大野元裕知事は「147のキャラの参加があり、埼玉県からはコバトン、さいたまっちが来ている。よろしく」とアピールした。

　会場のふるさと納税企画「ご飯のおとも大集合」も人気を集めた。ご飯は同市産米「彩のきずな」。おかずは山梨県富士河口湖町のローストポーク、長野県木祖村のピリ辛麹、大阪府枚方市の牛時雨煮、高知県須崎市のカンパチ漬け丼、羽生市のギョーザの五つが参戦した。

　茨城県牛久市の北林浩子さん（55）は「須崎市にはしんじょう君がいるので漬け丼は現地でも食べた。おいしい」。東京都武蔵村山市の鈴木明日香さん（41）は「羽生のギョーザは有名。食べられてうれしい」と話した。