埼玉新聞

 

元巨人・黒江さんら5人、羽生で野球教室 先輩・渡辺投手が埼玉西武に入団「みんなも頑張って」

  • 子どもたちを指導する元巨人の黒江透修さん(左)。左奥は広野功さん=羽生市東の羽生中央公園野球場

 9年連続日本一を達成した当時の巨人の内野手だった黒江透修(ゆきのぶ)さん(80)ら元プロ野球選手5人による羽生市少年野球教室が1日、羽生中央公園野球場で開かれた。

 黒江さんは「君たちの先輩、渡辺勇太朗投手が昨年のドラフト会議で指名され、埼玉西武ライオンズに入った。みんなも頑張ってほしい」と激励した。

 同教室は10年目。市と市教育委員会主催で、専門的な知識・技能を持つ優秀な指導者から学ぶトップアスリート育成事業の1つ。渡辺投手はこの教室で学んだ。今回は7チームから小学生111人、指導者21人が参加した。

 内容は野球の基礎が中心。実際のゲームを想定して、走塁、守備、バッティングを教えた。総指揮は黒江さん。元西武で投手の松沼博久さん(66)、元巨人で捕手の岡田忠雄さん(61)、元巨人で内野手の広野功さん(75)、元ロッテで外野手の得津高宏さん(72)が専門分野を担当した。

 同市のトップアスリート育成事業は、野球のほか、サッカー、体操、バスケットボール、ランニングを対象にしている。

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