“DJポリス”も登場、埼玉県警が年頭の視閲式 犯罪抑止や事故防止、県内の安全守る決意新たに
2019/01/20/00:00
県警の年頭視閲式が19日、さいたま市緑区の埼玉スタジアム東駐車場で行われた。徒歩部隊など警察官約570人が一糸乱れぬ行進を披露し、県内の安全を守る決意を新たにした。
県警音楽隊の演奏に合わせて、白バイやパトカーなど車両部隊約50台、警察犬約30頭が行進し、富田邦敬本部長や上田清司知事らが各部隊を巡閲。約3千人の一般来場者が見守る中、機動隊広報班の“DJポリス”も登場し、爆発物処理隊など各部隊を紹介した。
富田本部長は「昨年、県内の刑法犯認知件数は14年連続で減少し、最多だった平成16(2004)年の約3分の1。人身交通事故件数も8年連続で減少している。しかし振り込め、特殊詐欺は認知件数が増加傾向にある。今年も引き続き犯罪抑止や交通事故防止対策を徹底したい」と力強く訓示した。
会場内の「ふれあい広場」ではパトカーや白バイが展示され、家族連れらが写真撮影を楽しんでいた。