埼玉新聞

 

解散進める意思を確認 吉見に新ごみ処理場建設を計画する組合、附帯施設の運営負担巡り意見調整できず

  • 吉見町役場=吉見町下細谷

 吉見町に新ごみ処理場と附帯施設の建設を計画している「埼玉中部資源循環組合」は5日夜、正副管理者会議を吉見町内で開き、組合の解散を決めた。会議終了後、管理者の宮崎善雄吉見町長は「(本日)解散を進める意思を確認した」と述べ、「各市町村で諸手続きを進め、最短で今年度末(来年3月31日)で調整することになった」と話した。

 9市町村で構成する同組合は2015年に発足。23年度に吉見町内に新ごみ処理施設の完成を目指していたが、附帯施設の運営負担を巡って、意見調整ができなかった。

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