埼玉新聞

 

早朝に一斉飲酒運転取り締まり 県警320人出動「夜に飲酒したら、朝までお酒が残っている可能性が」

  • ドライバーの飲酒の有無を確認する警察官=16日午前7時半ごろ、蕨市錦町(県警提供)

 年末にかけて飲酒の機会が増えることから、県警は16日、早朝に県下一斉飲酒運転取り締まりを県内30カ所で実施。交通機動隊や各署の警察官ら約320人が出動した。

 蕨署管内では、蕨市錦町3丁目の県道で、午前7時半から検問が始まった。蕨署員6人が通行する車の運転手に息を吹き掛けてもらい、飲酒の有無を確認した。

 県警によると、11月末までに県内で起きた飲酒運転による人身事故は116件で、前年同期に比べて14件減少、そのうち死亡事故は6件で前年同期比で1件増加している。

 県警交通指導課の大和田康浩指導官は「夜に飲酒したら、朝までお酒が残っていることもある。飲んだら乗らないを徹底してほしい」と呼び掛けている。

ツイート シェア シェア