埼玉新聞

 

豚ロース生姜焼き定食100食、知事ら頬張る 豚コレラ風評被害対策で「応援メニュー」 消費拡大を狙う

  • 生姜焼き定食を食べながら農家の様子などを職員に尋ねる大野元裕知事(中央)=18日、県庁

 豚コレラ(CSF)の風評被害対策として、さいたま市浦和区の県庁第2職員食堂で18日、秩父産の豚肉を使用した県産豚肉応援メニューの豚ロース生姜(しょうが)焼き定食100食分が提供された。大野元裕知事は「県産豚肉はおいしくて安全。私の好きな味」と頬張った。

 応援メニューの提供は県産豚肉の消費拡大を目指す「とこ豚キャンペーン」の第1弾。大野知事は豚へのワクチン接種に携わった獣医師資格を持つ職員と同席し、農家の様子などについて話した。

 県畜産安全課は「秩父地域の農家3軒中2軒が感染したが、守り抜いた1軒には今後も頑張ってほしいと考え、企画した」と語った。

 第2弾のキャンペーンは22日に消費拡大を呼び掛けるチラシの発表会を県産豚肉を扱う飲食店で行う。来月22、29日には県庁第1職員食堂でも県産豚肉を使った応援メニューが提供される。

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