遅刻の子…校門で10年見守る男性、優しく迎える 雨濡れる子には傘渡す 男性の息子もいじめから子を守る
2020/09/03/00:00
川口市芝富士町の市立芝富士小学校(高野葉子校長、児童数約270人)では、男性が10年間、毎朝の校門で登校する子どもたちを迎えている。遅刻した子には「よく来たね、みんな待ってるよ」と励まし、雨の朝、傘のない子には駆け寄って傘を差し出す。「僕は自動ドア。いないときはセルフでね」と言う男性に、子どもたちは「こんにちは」と親しみを込めてあいさつする。