埼玉新聞

 

<新型コロナ>南銀キャバクラでクラスター発生 6人感染 最初の感染者は筋肉痛を訴え救急搬送されていた

  • さいたま市役所=さいたま市浦和区常盤

 さいたま市は8日、市内の接待を伴う飲食店で女性従業員ら6人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。クラスター(感染者集団)が発生したと判断し、店舗名を大宮区の南銀座地域にあるキャバクラ「Club Luxe(クラブ・ラグゼ)」(大宮区仲町)と明らかにした。同地域の接待を伴う飲食店で起きたクラスターは7例目。

 市保健所によると、南銀地域で実施している無料のPCR検査から、10~20代の女性従業員4人の感染が既に判明していた。5日に感染確認の30代男性が同店のアルバイト従業員と分かり、自主的に検査を受けた別の20代女性従業員の感染が7日に判明した。従業員は14人で、陰性1人を除く7人の検査を実施する。

 最初の感染者とみられる男性は2日に筋肉痛を訴え救急搬送。2日前の10月31日から、店が休業した11月4日までに、利用客が少なくとも15人いるとみて、市保健所は検査を呼び掛けている。

ツイート シェア シェア