埼玉新聞

 

理由変わった600万円の引き出し依頼…銀行員、詐欺疑い被害防ぐ 加須署、埼玉りそな銀行に感謝状

  • 加須署、埼玉りそな銀行加須支店の2人に感謝状

 埼玉県の加須署(長根利雄署長)は、特殊詐欺被害未然防止功労で、埼玉りそな銀行加須支店(佐々木祥仁支店長)のマネージャー薄井伸一さん(62)と窓口担当の滝沢紀子さん(57)に同署で感謝状を贈った。

 同署によると、薄井さんは昨年12月7日午後1時ごろ、加須支店を訪れた70代男性から現金500万円の引き出し依頼を受けた際、男性が「リフォーム代」と言った言動などから特殊詐欺を疑い同署に通報して未然防止した。

 滝沢さんは同日午後2時半ごろ、60代女性から現金600万円の引き出し依頼を受けた際、女性が「リフォーム代」と言い、後に「自宅に置いておきたいから」と理由が変わったことから特殊詐欺を疑い、同署に通報して未然防止した。

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