<新型コロナ>来年度に廃止の市民プール、今年の営業を休止 埼玉・富士見市「感染防止対策、徹底が困難」
2021/05/23/00:00
富士見市は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、市民プール「富士見ガーデンビーチ」(指定管理者「協栄埼玉支店」運営)の本年度の営業を休止することを決めた。同プールは老朽化などを理由に2022年度から廃止されることが決まっており、休止は20年度に次いで2年連続となった。
同プールは屋外プールとして1984年にオープン。ウオータースライダーや流水など5種類のプールを設置しており、年間5万~6万人の市民らが来場している。来年度の廃止を控え、今年は7月11日から8月31日まで営業する予定だった。
休止理由について、同市は「新型コロナウイルス変異株の増加などを背景にレジャープールの特性上、感染防止対策の徹底が極めて困難であると判断した」と説明している。