埼玉新聞

 

人気の洋菓子や美食求めた商品充実、埼玉の食材使ったギフトも 川越の百貨店、お中元商戦がスタート

  • お中元商戦がスタートし、健闘を誓う売り場スタッフやコラボ商品を開発した学生ら=5日、丸広川越店5階催場

 川越市の丸広百貨店川越店は、「お中元ギフトセンター」を開設し、お中元商戦がスタートした。丸広百貨店創立70周年の限定ギフトを提案するほか、埼玉の食材を使用したコラボレーションギフト、地元の大学と商品開発した産学連携ギフトなど、工夫を凝らした充実の品ぞろえとなっている。

 同百貨店によると、定番のビール、洋菓子などが根強い人気の一方、贈る側のこだわりを感じさせる商品や美食を求めた商品、先方の趣味嗜好を吟味した商品もお中元に好まれる傾向があるという。

 丸広百貨店は今夏、創立70周年を記念して、コエドブルワリー(川越市)から限定醸造ビール「丸広アニバーサリーエールケルシュ」(630ミリリットル×3・税込み3240円)ほか、JA埼玉中央とコラボして埼玉産のホウレンソウやトマトなどを素麺に練りこんだ三輪素麺(50グラム×3・同3240円、50グラム×5・同5400円)など提案。

 城西大学と商品開発した「さいたま果実のゼリーセット毛呂山桂木柚子のゼリー/春日部ブルーベリー」(計12個入・同3240円)、十文字学園女子大学とコラボの「新座産人参ドレッシング×3、新座産ごぼうドレッシング×2」(各150ミリグラム・同3240円)も展開する。

 商戦初日は、お中元担当スタッフや商品開発に取り組んだ学生らが売り場で気勢を上げ、お中元商戦のスタートダッシュを宣言した。お中元ギフトセンターは丸広各店で順次開設し、7月下旬までオープンする。問い合わせは丸広川越店(電話049・224・1111)へ。

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