埼玉新聞

 

瞬時!100メートル先の人、犯人だと見抜く警官「メモする男は指名手配中だった」 すごい職質技術の裏側

  • 若手警察官にアドバイスする職務質問技能指導班の関根育広指導官(中央)=浦和署

 犯罪の摘発はもちろん、抑止の面でも大きな効果がある職務質問。警察の武器で、最も大事な初動捜査の第一歩とも言われている。県警地域総務課には“職質指導班”と呼ばれる職務質問のスペシャリストが10人所属し、県内全39署の若手警察官らを対象に、培ってきた技術や職務の大切さを伝えている。技能指導官の中の一人で、班長の関根育広警部補(48)は「一歩踏み出す勇気が検挙への近道」。この思いを胸に刻み、自身の声かけ技術のさらなる向上に加え、県警の未来を担う人材育成へ、昼夜、心血を注いでいる。

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