高校生2人死亡、バイクで車と衝突 目立つハンドルミス、免許持つ生徒に「ブレーキかけすぎ」など注意喚起
2022/12/07/00:00
高校生の二輪車事故を防ごうと秩父署は27日、横瀬町の秩父自動車学校で自動二輪車安全運転講習を実施。二輪車や原付バイクの免許を持つ、秩父地域の県立高校4校(秩父、秩父農工科、皆野、小鹿野)の生徒19人が参加した。
研修会は、秩父地区安全運転管理者協会と日本二輪車普及協会、同署交通課が指導員を務め、車両の日常点検や実技講習、二輪用エアバッグ実技演習、大型車両を用いた死角体験などを行った。
秩父署によると、今年1月から11月29日までの自動二輪車による人身事故は11件、原付事故は9件。昨年は、二輪車を運転していた市内の高校生が軽貨物自動車と衝突し、2人が命を落としている。同署の指導員は「バイク初心者は、ハンドル操作のミスやブレーキのかけすぎによるスリップ事故などが目立っている」と参加者に注意喚起した。