王貞治さんがバッティング指導「ボールはしっかり見るように」 元プロ野球選手ら、加須で少年野球教室
2019/06/09/00:00
通算本塁打868本の世界記録を持つ王貞治さん(79)ら元プロ野球選手5人による少年野球教室が8日、加須市の加須きずなスタジアムで開かれた。王さんはバッティング指導で「打撃の基本はボールをバットの芯で捉えること。集中してボールはしっかり見るように」と教えた。
同教室は王さんが理事長を務める「世界少年野球推進財団(WCBF)」主催で、全国農業協同組合連合会(JA全農)が特別協賛している。1993年から全国各地で開いていて、今年で27年目。今回は加須市内の少年野球チーム10チーム、約250人が指導を受けた。
内容は野球の基礎が中心。ストレッチの後、試合を想定して、打撃、走塁、守備を教えた。王さんのほか、元日本ハムの西崎幸広さん(55)、元ロッテの里崎智也さん(43)、元ソフトバンクの本間満さん(46)、元西武の小関竜也さん(42)も指導した。
王さんから打撃指導を受けた北川辺ウォーターズの小池朔久(さく)君(9)は「スイングを褒められ、うれしかった。分かりやすくポイントを教えていただいた」と感激していた。