埼玉新聞

 

治水に「パワー!」 大使のなかやまきんに君「しっかり勉強して伝えたい」 荒川上下流河川事務所が任命式

  • 国土交通省関東地方整備局荒川上流河川事務所大束淳一所長(左)、荒川下流河川事務所出口桂輔所長(右)から「荒川水系流域治水大使」に任命されたなかやまきんに君(中央)がポーズ

    国土交通省関東地方整備局荒川上流河川事務所大束淳一所長(左)、荒川下流河川事務所出口桂輔所長(右)から「荒川水系流域治水大使」に任命されたなかやまきんに君(中央)がポーズ

  • 国土交通省関東地方整備局荒川上流河川事務所大束淳一所長(左)、荒川下流河川事務所出口桂輔所長(右)から「荒川水系流域治水大使」に任命されたなかやまきんに君(中央)がポーズ

 国土交通省関東地方整備局荒川上流河川事務所と荒川下流河川事務所は14日、お笑い芸人のなかやまきんに君を「荒川水系流域治水大使」に任命する任命式を開催した。

 荒川上流河川事務所の大束淳一所長と荒川下流河川事務所の出口桂輔所長が荒川の現況や昨今の災害について説明。「堤防決壊が多発するような状況下ではこれまでの治水対策だけでなく、行政・住民・企業など流域全体で取り組む『流域治水』が必要」と話した。

 一般家庭でできる対策として、事前に避難計画を立てておくことや、側溝や集水口の掃除、土のうやレジャーシートなどを使った簡易止水が紹介された。

 きんに君は「大雨や台風の予報が出ている時は実家の両親に電話している。流域治水についてしっかり勉強し、一人でも多くの方に伝え命を救いたい」と決意を口にした。

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