川越署は27日、手渡し詐欺で、川越市の無職男性(86)が、現金1300万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、20日午前10時ごろから数回、男性宅に次男を装った男から「人から金を借りている」「株の損失で返済を求められ700万円は工面できるが、1300万円が用意できない」などと電話があった。信じた男性は同日午後3時20分ごろ、自宅付近の路上で、次男の借用先の関係者を装った男に現金1300万円を手渡した。
その後、越谷市に住む会社員の次男(57)に連絡、だまされたことが分かり、同5時50分ごろ同署に届けた。